関東水子供養霊場 千葉子安地蔵尊は、平安時代中期、恵心僧都が著わした『往生要集』や、空也上人の『西院河原地蔵和賛』により伝導 実践されてきた《極楽浄土信仰》の流れをくみ、全国五千ケ寺巡礼巡拝巡錫の仏道を結願した 当山第五十三世 徳道上人により開創されました。
当山は、鎌倉中期筑前大宰府の妙泉法印により開山された寺院で、鎌倉から室町にかけて、鎮西奉行として九州において強力な勢力を持った太宰小弐 武藤嘉頼(法名:東月寺大同公香華院)また鎌倉初期から江戸幕末まで三十四代続いた対馬藩十万石の九代
宗 成職(法名:妙泉寺殿)が祀られている歴史のある古刹です。
当山中興の第五十三世 徳道上人により、千葉市と八街市・東金市の三市にまたがる豊かな緑の地 「山田台」に、その御本尊 釈迦如来・阿弥陀如来を遷座し、その伝統と歴史を受け継ぎ併せて、厄除け不動明王、愛染明王を勧請し、諸堂を整備。
その間、観音寺・浄林寺・東光寺等十二ケ寺を統合、山号を関叡山に改称。
爾来、関東におけるご本草のご誓願宣揚と仏法興隆、衆生救済、密教 顕教の根本道場として、多くの檀信徒のご信援を得ています。